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2分で分かるお彼岸法要

2022年春のお彼岸は3月18日~24日

【お彼岸とは、あの世とこの世が一番近づく日】

彼岸という言葉は「到彼岸」を略したものです。

これはインド国サンスクリット語の「パーラミター」を訳した言葉で彼岸へ到達するという意味です。

彼岸とは悟りの世界を意味し、迷いや苦悩に満ちたこちら側の岸に対してあちら側の岸を指てしいます。

春分の日と秋分の日には太陽が真東から上り真西へと沈みます。

春分の日と秋分の日には、太陽が亡くなった家族やご先祖は迷いのない「彼岸」へと渡り、時々私達の生きる此岸に姿を現すと考えられるようになりました。

春分の日と秋分の日には、太陽が真東から上り真西へと沈みますが、それによって彼岸と此岸とが通じやすくなり、これらの時期に先祖供養をすることでご先祖の冥福を祈るとともに、自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。

ひと口に「お彼岸」と言いますが、彼岸と此岸(あの世とこの世、すなわちご先祖と私たち)とが交流する行事であり、そのための場所が「お墓」や「お寺」となります。

秋田県の春のお彼岸はまだ雪が残っている場合が多いのでお寺やお仏壇に手を合わせて供養しましょう。

【春のぼたもち・秋のおはぎ】

「ぼたもち」と「おはぎ」はお彼岸の御供にはかかせないものです。

両方とも、蒸したもち米とアンコの同じ素材で作られる食べ物ですが、季節の花になぞらえて、春のお彼岸お供えするのが

牡丹餅で秋にお供えするのがお萩といいます。